Hiroカブスのスタメン状況(22.6.30)

今回 前回 名前
1 1 ダブルエー
2 2 SP 500
3 3 Equity Residential
4 5 Berkshire Hathaway
5 4 カーブス
6 6 eBase
7 7 Hudson Pacific Properties
8 8 Hamee

 

2022年6月末のHiroカブスの状況です。日本株が円安で少なくなっています。Berkshire Hathawayがカーブスを抜きました。SP 500、Equity Residential、Berkshire Hathawayで約半分ですね。これらの含み益に支えられている感じです。日銀が今後金利を上げざるを得ない気が個人的にはしています。その場合、日本株はやはり下げるのではと思います。その時に後悔しないようなポートフォリオになっているかというと、もう少しダブルエーを減らしておきたいかなと少し弱気になっています。2022年1月期の決算を見ましたが、売上が戻っていますが利益率は戻ってきていません。TVCMを大きく打つのはこれからであり、その前に利益が十分確保できていなかったことが心配です。少しだけ減らしておいて、下げたら買うぐらいの気持ちでいたいと思います。

 

 

2022年6月末の資産状況

また全四半期はさぼってしまいました。しかし円安が進み、株安も進む中で資産の状況がきになりまとめました。ドルベースで資産金額を計算しているので、今四半期はかなり凹みました。ボーナスが出たのにも関わらずここまで減るのはかなりショックですね。自分としては、日本株安になるのは円高の時とたかをくくっており、買い時に円がないのを避けるべく現金でのキャッシュを円で多く持っていました。しかし今回は円安&株安の同時進行。ドルでもっと現金を持っておけばやかったですね。自分として感じるのはやはり投資はNo Brainerな状況(考えなくてもわかる状況)で投資を行うのが鉄板ですね。自分は少々我慢強い方なので、No Brainerまで待つというのがやっぱり自分に合っているような気がしてきました。米国株でいいリターンが出せているのも、コロナショックで下げっている状況で買えたこと。大きく下げた時に、いい会社を安く買うというのが自分の取るべきストラテジーだなと感じています。

 

日本株式、日本債券ともにドル建てのため大きく割合を減らしました。一方で、株は全然買っていないので、流動性資産が増えています。上記のようにNo Brainerで投資したい自分にとっては流動性資産を多く持つことは大事な戦略のように思っています。

デイビッドロックの「最高の脳で働く方法」を読んで

本書では様々な働くシーンで、具体的にどのように脳を使うことがより効率的で且つよりよい結果を出せるかという点を、実際の事例のBefore & Afterで説明しておりとても分かりやすい。例えば、漠然と理解している「マルチタスクは効率が悪い」ということも、脳科学的に前頭前皮質の特性から説明しており理解が深まる。マルチタスクをすることでミスが増えるなどはなんとなくわかっていても、それは相関関係が分かっているだけで、因果関係が分かっていない。ただ、本書で前頭前皮質の構造が分かると、なぜマルチタスクが効率が悪いのか(できたとしても脳のエネルギーを多く消費するために効果的な脳の使い方ではない)を理解することができる。

 

1.前頭前皮質の能力には限界がある

本書全体を通して、前頭前皮質を小劇場の舞台に例えている。具体的にはとても窮屈な舞台であり、一度に考えられることには限界があり(4つ程度、マルチタスクをすると更に減る可能性が高い)、新しい情報はよく理解している情報よりも場所をとる。また、強い演出家(自制心により気が散らないようにコントロールする人)が働かなければ、関係のない役者が飛び込んでくるため舞台はめちゃくちゃになり、まとまったことが考えられない。

ー映像は情報効率が高い構成概念である

ー脳はいつでも一つの認識に落ち着く必要があり、だまし絵でも一度に両方をみることはできない

ー舞台に上げやすい役者ではなく、最も重要な役者をまず舞台に上げるようにこころがける必要がある

ー優先順位付けは高度な思考を必要とするため、より頭がスッキリした時に行うことが望ましい

 

2.腹外側前頭前皮質は摩耗する

あらゆる種類のブレーキに共通して使われるシステムが腹外側前頭前皮質だが、これは脳の中で最も脆弱で、きまぐれでエネルギーを消費する部位に位置している。大きな問題としては、ブレーキの使用間隔を十分に開けないとブレーキがかからなくなってしまうこと。ある実験ではチョコレートを我慢させられた人たちがいち早く難しい作業を投げ出してしまった。その理由の一つが、脳信号が欲求を形成してから、行動するまでの間には0.2秒ほどしかない点がある、その時間はとても短いために正常な状態でなければ抑制できない。

 

3.適切な覚醒度を保つ

脳はリラックスしすぎているとそれはそれで注意散漫になり、特定の部位が興奮しすぐていると他の脳からの信号に気付けない。そのため、適度な緊張状態を作るのが望ましい。緊張状態の作り方としては、①脅威を感じさせアドレナリンを出すこと、②興味を持たせポジティブな予想からドーパミンとアドレナリンを出すことだ。なお、ある脳部位が過剰に活性化した場合は、別の部位を活性化することで問題を解決できる場合がある。

ーマインドフルネスは難しくなく、マインドフルな状態でいるのを忘れないようにするのが難しい

ー感情による興奮を和らげるには、情動を少ない個渡場で言い表す必要がある。間接的な比喩や象徴的な表現の方が望ましい。とこ場で表すには前頭前皮質を活性化する必要があり、それによって大脳辺縁系の興奮が和らぐ。尚、情動を少ない言葉で表せば情動を押さえられるが、情動について会話を始めると逆に情動を強める傾向がある。

 

4.戦う相手を自分にする

脳はステータスの脅威を嫌い、向上を求める。その意味で好ましい比較対象者は「過去の自分」なのだ。また、自分の取り組みの進捗や課題を相手と共有すればつながりの感覚も増やすことができる。また、自分と競争するためには、自分を知らなければならない。これには強力な演出家が必要となるため強い演出家を育てることになる。

 

5.SCARFモデル

Status(ステータス)

Certainty(確実性)

Autonomy(自律性)

Relatedness(つながり)

Fairness(公平性)

生存に関わる問題と同等に扱う社会的な経験の領域が以上の5つであり、これらを意識したうえで、自分及び他人と接することが必要である。他人の「ステータス」を下げないことを約束し、議論のポイントを事前に開示することで「確実性」を高め、相手に選択させることで「自律性」を上げ、相手を人として扱い且つ公平に接することが大切なのだ。謙虚な人が偉くなるのもうなずける。謙虚であることは他人のステータスを保持し、確実性も高められるので周りをやる気にさせやすいということだ。

 

是非これらの学びを活用して仕事をしたいと思います!

リンダ グラットン、アンドリュー スコットの「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)」を読んで

本書は、これまで続いてきた教育、勤労、引退という3つのステージからなる人生の終了とともに、これから必要となる新しい生き方について説明している。歴史を紐解けば、この3つのステージが標準となったのはそもそも産業革命以降割と最近になってできていた考え方だという(その前は死ぬまで働く)。逆に言えば、3つのステージ自体は必然ではなく、時代と要請によりつくられたもので、寿命が延びれば変わらざるを得ないと指摘している。仰る通りかなと思う。現在サラリーマンとして働いていて、あまり定年のことを考えていなかったが、寿命が延びている中では確かにこのままではいかないかなと思う。自分の親世代を見ていても引退後に何をするのかというのは一つの問題である。幸いにして彼らはそこまで金銭的な問題を抱えているわけではないが、それでもより充実した人生を送るためにはさて何をするかという問題を抱えているように思う。自分としても、60歳ぐらいで定年したらその後暇すぎてやっていけないと思う。

 

ふと思って、そもそもなぜ60歳前後で退職して仕事を辞めなければならないのか調べてみた。元々は定年まで働けば年金をもらえる権利が発生する年としての設定が起源だったようである。その後、終身雇用を前提とする日本企業において、辞めさせるための意味合いも持つようになってきたようだ。その意味で、60歳で辞めさせる仕組みというのは本来合理的ではないと思う。実力があり会社にとって必要ならば60歳で辞めなければいけない理由はない。その後の雇われ方などもっと多様であるべきだ。ただ、自分がそれぐらいの年になるまでに日本企業がしっかりと対応した制度を作る確約はない。一律に辞めさせることができる仕組みの方が恐らく会社にとっては都合がいい可能性は十分ある。その意味では定年させられるまでに自分で稼げるような力をつけておく必要があると思う。起業ももちろん手であるが、手に職を付けて自分で稼げるようになっておくのも一つだろう。投資家になるというのも一つだが、自分としてはもう少し人と接点を持ちながら経営もできるようなスタイルがもっと望ましいと感じる。Buffetはその意味で、経営をしながらも投資家であるという理想のスタイルをとれている。彼の長生きの秘訣はそこにもあるように思う。自分もそれができるように40代、50代を過ごすべきであろう。

2021年12月末の資産状況

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前四半期はサボってしまいましたが、資産が減っておりました。。株がイマイチだったのもありますが、①引越などもあり一時的な支出が増えていたこと、②忙しくて経費精算ができていなかったことあたりが原因です。にしても多分子供が大きくなってきて食費などもかかるようになったのと、コロナがある程度あけて行動範囲も広がり定常的な支出が増えてきているのも原因だと思います。その意味で、毎年恒例の年一の家計簿を今日明日でつけたいと思います。

 

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半年前は流動性資産が37%だったものが27%、日本株式が16%だったものが27%になっています。順調な日本株式の増ですが、一方でリターンがでているわけではなく、投資額を増やしたというだけ。欲を言えばリターンも出ていてほしかった。。米国株はかなりの含み益率になっているので、どんなに下げても全然怖くないというレベルまで来ました。ただ、日本株は長期成長株への投資なので、半年で結果を求めるのではなく、少なくともあと5年は様子を見たいと思います。そのためにも今後の投資は本当に下がってかなり割安なMargin of Safetyをしっかり確保できるときとしたいと思います。

Hiroカブスのスタメン状況(21.12.31)

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2021年12月末のHiroカブスの状況です。

半年ほどブログの更新を怠ってしまいました。この間引っ越し及び業務が忙しくなかなか株に時間が使えませんでした。日本株が下がったタイミングで買い増した感じです。ダブルエーの存在感が増しています。株価はまだまだ成長性を組み入れていないと思いますので、そんなに心配はしていません。ただ、もっと下がったタイミングもあったので欲を言えばもう少し我慢して下がったところでもっと大きく買いたかったです。やはり自分は上がったときに悔しい思いをする欲が強いようです。下がった時に恐怖心はあまりなく、持ち続けられますが。ただ、それを損を出したくないという意味で損切を逃しているだけなのかもしれないですが。。

 

今回 前回 名前
1 2 ダブルエー
2 1 SP 500
3 3 Equity Residential
4 6 カーブス
5 4 Berkshire Hathaway
6 7 eBase
7 5 Hudson Pacific Properties
8   Hamee

 

次にランキングです。カーブスやeBaseも買い増しており、順位を上げております。もう少しこれらの会社についてもより理解を深めて力強く買えるようになりたいなと思います。この日本株4社についての理解を深めることを1月の自分の課題としたいと思います!

2021年6月末の資産状況

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今四半期はボーナスもありましたので、またまた順調に資産は増えてきていますね。繰り返しになりますが、株でしっかり資産を増やせるようにはまだまだのレベルです。銘柄選定への時間をもっと使いたいと思います。

 

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次に資産の内訳です。流動性資産が日本株に10%程度切り替わりました。5月の下げ相場で買い増すことができました。ただ、その後に更に6月で下げたところはあまり買えていません。もう1-2社投資した方がポートフォリオとしてはいいかなと思っています。繰り返しですが、100バガーの可能性のある株をしっかり探したいと思います。

 

ろくすけさんの真似をして3か月ごとの更新としていますが、これはこれで大局観を持って資産運用ができて確かにいいですね。自分はそれまで月ごとでやっていましたが、恐らくその方が慌てての運用になってしまう気がします。これで続けていきましょう。

 

これだけ米国株が上げていると、なぜもっと米国株にポジションがないのかと思ってしまうものですね。ただ、自分としては米国株の方がエッジは作りにくいと思っていますので、まずは日本株で足腰を鍛えたいと思います。そのためには、現状出遅れている日本株を対象にできるのはラッキーと考えるべきです。今米国株に手を出して少し上げたとしてもそれは実力ではないので。その意味で25%程度従前の米国株を持てているのはとても気が楽になります。日本株へのシフトのために売却も考えていましたが、流動性資産がまだこれだけある中では、あえて税金を払いに行かなくてもいいのかなと思います。流動性資産が10%を切るレベルになって来たら、キャッシュを増やすという意味で考えましょう。

 

よりよい投資家になるために長期で、価値にお金を払っていくことを心掛けて。