『となりの億万長者』を読んで

以下の2点についてとても勉強になった。①自分がもっとしっかり資産を形成し、投資にて増やしていくためにはもっとしっかりとした倹約が必要、②子供にしっかりとした金銭感覚をもってもらうために今からしっかり準備及び考えないといけない。

 

①については、以前よりお金は貯まりやすくなっているものの、それに合わせて財布のひもが緩くなってしまっていると感じている。ストレスのない生活を送るためにという理由がはじめではあったものの、今ではなくてもストレスがかからないものにも浪費してしまっていると思う。特に、年間の収支計画を立てるということの大切さを感じる。昔独身時代に家計簿をつけていたことがあり、自分はこれを楽しめるのでまた始めよう。

 

「重要なのは、計画、予算、消費の全てを夫婦が共同して行う点である。」これを肝に銘じて今年は年間予算をたてる。まずは昨年の支出の見直しから。これはよい投資家になるためにとても重要な作業だと思う。浪費を1万円増やせれば、投資を1万円増やせるということである。この複利の効果は絶大であるのと、また、十分貯蓄から投資に回せるという安心感は長期投資の基礎となると思う。

 

②については、耳が痛く気を付けなければいけないポイントだ。「親から経済的援助を受ける人は、自分の財産と親の財産を同一視する傾向がある。」これは気を付けないといけない。自分の例で考えても、自分は親から援助をもらわないようにするにはどうすればいいかということで倹約のクセが身に着いた。是非子供たちにそうしてもらうために厳しくする勇気を持とうと思う。

 

「資産家の子供なら黙っていても親と同じように蓄財できるというものではない。子が親を抜くことができないと言うつもりはないが、親を超える子は少数派である。蚊kね望の子が一生の間に100万ドル以上の富を築く確率は5分の1だ。とはいえ、両親が億万長者でない場合にはそれが30分の1の確率になる。」